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西鶴アーカイブ

いろんなところに書いてきた文章のアーカイブ

【見てない映画のレヴュー〜#君たちはどう生きるか〜】

昔むかし、罵詈雑言って映画が加古川にやってきましてね。 この映画、電柱すべてにポスター貼ってたんじゃないかというぐらい宣伝してた。 しかも、ポスターごとに手書きのなぐりガキみたいなのが貼ってあってその文章が皆違う。 内容はさっぱりわからない。…

物語ミトコンドリア説

#人間観察とコーヒーと手巻きタバコ 昔、まだタリーズに喫煙室があった頃。 仕事が煮詰まったら、いや煮詰まらなくてもここの喫煙室で一番でかいサイズのコーヒーを飲みながら、手巻きタバコを吸いながら、iPadで文章をかくのが好きだった。 不思議なことに…

生命マトリョーシカ

#医者ジプシー 知り合いが身体の調子がイマイチだということでいろんな医者に診てもらったんだが、原因がどうもよくわからんらしい。 ある医者には「ストレス」だと言われ、またある医者には「性格」だと言われる。何件かの「科」や何件かの医者医をジプシー…

【へ9314】

最近は夢(寝てるときに見る夢のほう)がオモロイ。ちょっとした脳の変性がその原因だと思われる。それは長くなるんでまた書く。 んで、ふと「臭い」は夢で再現できないことに気がついた。言い換えれば臭いはイメージできない。変な言い回しだが、起きていて…

夢とナラティブ

最近夢がオモロい。 昨晩は前にも夢ででてきた伝説のロックバンド10No!とそのボーカルヒロヒトが出てきた。曲を教義とした宗教みたいになっていて、グルーピーの一人となってる少女を救いだすというストーリー。 が、この10No!の曲(教義)が結構イケててミイ…

【使えない超能力を使えるようにする】

某所で「なんか仕事で嫌な予感がするときあるよねー」という話になった。 で、そんな時はだいたい何か間違ってたり、不具合の原因を見過ごしてたりするのだ。 これある程度の年数を同じ仕事してたら誰でも身につく超能力だ。 けど、予感はするけどなかなかそ…

【読んだ本のブックレビュー】

この前から有川浩(最近は有川ヒロと改名)の小説にハマっているんだが、たぶんこの人、実はスゲー小説を書く力(それが何かわからんけど)を持っていて、その半分ぐらいの力で書いてるような気がする。 軽い文体とかがそう思わせるんだろうが、いわゆる文豪みた…

世界は編集されている

子供の頃。幼稚園ぐらい?まだ小学校にはいってなかったように思う。 壁の模様を見つめていたら、そこにいろんな物がいることに気がついた。 見つめていたのは砂壁みたいな小さなドットで構成されているような壁。 アニメの主人公やら、ロボット、宇宙船、宇…

【昭和後期マインド〜ダイコンフィルムの「帰ってきたウルトラマン、マットアロー1号発信命令」】

Amazonプライムでダイコンフィルムの「帰ってきたウルトラマン、マットアロー1号発信命令」がアップされていた。 みていたら、なんか泣けてくる。いや、作品には泣ける要素は皆無だが、作品作ってるバックボーンを考えて泣けてくる。青春してるなーって感じ…

【明石市長暴言問題と能力と責任問題】

なんか脳の病気でね、「言ってはいけないことを叫んじゃう」というのがあるらしい。脳のスパーク、いわゆるてんかんの亜種らしい。 たとえば生放送でちんこ!とか叫んじゃうらしい。 これ、本人には結構辛い病気だと思う。なにしろ、見た目は健常者だから、…

ワシらは宇宙服着てでも人と会うべきだった

仕事の打ち合わせを事務所でした。 なんか最近はメールとかばっかなんで久しぶりだ。 んで仕事と関係ない話もするわけ。 少年野球の監督やってることとか、こんな子供がいてこんなふうに指導したとか、こんな仕事を今やっていて役所とこんなことでもめたんだ…

おもろないとは何か?

ここ数年はすげー本を読んでいて、たぶんジンセーで一番本読んでる。 ほとんど毎日、本を読んでたり、なんか文章を書いていたり、絵を買いていたりしている。 (これ、ほとんど仕事してるのとかわんねぇ) ワンコが死んでから時間があまったことに加えて、コ…

【会話していてイライラする原因とデジタル断捨離と瞑想】

思考の本質はどうも座標軸らしい。 言葉というのもたしかにマンダラートの構造になっている。 英語表記の住所みたいなもん。ここは「本町」です。本町は「加古川町」です。 加古川町は「加古川市」です。 みたいな感じ。 日本の住所表記は、この逆だ。 英語…

丸くなる

たこの心身問題を経営論として読んでみたら、また新たな発見がある。 どういうことかというと、たこの脳は足に8つ、本体に1つ存在していて、足はそれだけで本体の脳の判断をまたずにアクションできるという部分を組織の命令系統に当てはめて考えてみるわけ…

夢のお告げと稲森哲学の単純さとコンサルの複雑さ

巨大な建造物の中にいた。 出口がまったくわからない。 どうやら、仕事で校正をもってきてここにいろらしい。だが、もう用事は終わったようだ。 人は大勢いるのだが、まだメンテナンス時間だということで、皆いそがしそうにオープンの準備をしていて話しかけ…

【愛と幻想のファシズム 令和版】

狩猟社の鈴原冬二は、北海道の温泉でワシにこういった。 「日本ほどインフラが整備されている国はない。だから日本をリースするんだ。これしかない。 政府は未だにGDPをあげるなんて夢みたいなことを言ってるが、誰がそれをあげる化という主語が抜け落ちてし…

読んだ本のブックレビュー~愛と幻想のファシズムとコインロッカーズ~

コインロッカーから生まれた主人公たちがダチュラで世界にケンカを売るコインロッカーベイビーズと、官僚や金持ちたちがテロを企てる愛と幻想のファシズム。 コインロッカーのほうは、村上龍の独特の文体ークスリきめて、らりったような残虐で暴力的な疾走感…

物語に憑依される

この呪いにかけられると、自分らしくいなきゃとか、自分は何がやりたいんだろうとか、今の自分は本当の自分じゃないとか、常に未来からプレッシャーをかけられるという病に侵される。 あげく、周りの人間は皆、観客で自分の引き立てる役割だと思い始める。 …

その他大勢の中で自分を叫ぶ

ネットでバイク用のマスクを物色してた。素材が冷感素材のやつがあったんだが、その商品のコメントに「このクソ暑いのにそこまでしてマスクするってバカ」みたいなカキコがあった。 最近こういう「自分の思いこみから抜け出せないよけいなお世話な人」が多い…

【代表が勝手に喋る「あの世」の正体】

誰も知らないものには名前がついてないだろ?逆に名前がついてるものは誰かが知ってるものだ。だから私たちは名前を重要だとする。 たとえば、お前の足下にあるその小石。いまは名前がないから小石としか呼べない。ちょっと、その小石に名前をつけてみるとす…

読んだ本のブックレヴュー〜鬱屈精神科医占いにすがる〜

本は出会いだと思っている。本屋をぶらぶらすると、時々そこに「おいでおいで」をしている本がいる。 ぱらぱらと中身をみてみたり、装丁デザインを見てみたり、作者のプロフィールを見てみたりするけれど、持ち帰るか否かを決めるのは、結局のところ「一目惚…

【読んだ本のブックレヴューと、今から遡って出来事を見たらそこに居る何か〜地球星人〜】

「コンビニ人間」の村田沙耶香さん最新作かな? 1日で読める分量なので、縁側で蝉の声を聞きながら夏休みの気分をあじわおうと特になんの事前情報もしらずに買ってきた。 地球星人というタイトルと表紙のイラスト、ぱらぱらと見た最初の数ページで、これは夏…

威圧的な若者と、イライラするじじいと、半グレブーム〜なぜ暑いとイライラするのか〜

クソ暑い中、車で出かけたらめちゃ凶暴になる。このメカニズムは簡単だ。 暑いから体力的にいろいろんなことが、じゃまくさくなる。ちょっと鞄からものをとることさえ、じゃまくさい。 けっこう、社会というのはじゃまくさい。 レジで釣り銭もらうのも、最近…

助け合いは足の引っ張り合いなのだ。前に書いた続き

上を向いて歩こうなんていう歌が流行ったのが1961年から。1961年は昭和36年。ワシは昭和37年に生まれたんで、オギャーといったときにはこの曲が病院中で流れていたわけやね。 この頃は、日本中が勢いがあって高度成長つーの?戦争で焼け野原のなった土地にビ…

すんばらしい未来という地獄

たしかに、TwitterやらYAHOOのニュースのコメントやらは社会の深層の意識が浮き出ている。 イメージ的には、池に浮いた油みたいな感じ?ギラギラを水の表面で浮いてる油膜。そんな感じ?まあ。多少こうゆうのは距離をおいてみたほうがいい。庭の蝉の声を聞き…

ジンセーという商品 個人という商品

紀ノ国屋にいったついでに図書館いって、最新巻のコーナー?に、ひとり起業がうんたらこーたらという本があってぱらぱらとめくってみた。 ひとりで起業して月収が数百万になりますたーっていう、ネットであがってくるの広告や、YouTubeであがってくるウザい…

【テロの手口の続き】

こゆこと書くとアレなんで、馬鹿には見えないイラストで書いた。 つまりね、政治が解らんやつは政治に参加せんでもええやん。だれかがそいつの分、参加したれ。 人を裁くことが何かわかんねーやつは、自分が裁判官みたいな口きくな。 心理学わかんねやつが、…

【テロの手法】

まあ、いまどきこんなこと言うのはナニなんでワシが開発した「バカには見えないフォント」を使って書く。 女湯に男子ははいってはいけないのは社会のルール。 そこに正義があろうが、なんらかの理由があろうが、関係はない。 ルール違反はルール違反だ。当た…

読んだ本のブックレビュー〜アルジャーノンに花束を〜

今日、僕はアルジャーノンに花束をという本をよんだ。なぜなら、本を読むと言うことはすこしでも、あたまが賢くなると信じているからです。 でも、ほんとうは本をよむより、しなければらなないことが、いぱーいあるのだ。 いま抱えている仕事を少しでも進め…

あえて逆いくデザイン

ロバに蹄鉄はめたからといって馬になるわけではない まあ、あんまし仕事のことは書かないんだけど、この前つくった子供のピアノ発表会のプログラムについて書かれていたのでネタの材料にしてドヤ顔してみる。 このプログラム、毎年つくってるんだが、コンセ…