言葉のそこに流れる文脈
犯人の人は、「回りを巻き込みたくはなかったから爆弾は使わなかった」と言ったらしい。
どうやら、無敵の人ではなかったらしいー
ーと書きかけて、ヤバいヤバいと書くの辞める。
あやうく「罠」にはまるとこだった。
犯人のプロファイルなんて考えたら、アカンねん。
取り込まれる。憑依される。
鬼滅の刃の鬼の生い立ち見るみたいなもんだ。
アニメやら漫画なら、そこで物語に深みがでるからいいけど、現実ではそんなこと考えないほうがいい。
報道は、ある意味、視聴率あげたり拡散率あげたりする必要があるから、感情が動く書き方するのよ。
けど、ワシら金稼いでるわけじゃないから、同じように真似する必要なんてない。
こんな事件や、災害の時は、いつも物語が量産される。
物語の面白さは、勧善懲悪とかよりも鬼滅みたいに鬼になった生い立ち、つまりプロファイルを付け足すことだ。
だから、可愛そうを「盛ったり」、お涙頂戴の過激な演出、ニュースなのに悲しいBGMや、勇ましいBGMが流れていることすらある。(BGMは、最近はさすがに少なくなったと思うがちょっと前はフツーにあった)
今回の事件のしても、基本的にそんな報道の構造はなにも変わっていない。
こういうのを文脈という。
脈とは、見えないがその下に流れているものという意味だ。
空気、空気読めないの「空気」も脈の一つだ。
脈をみるには、図のような問題で考えるといい。