ブックレヴュー
ひさしぶりに一気読みした。 喉越しのよい文体。クセがなくするすると身体に入ってくる。 が、強烈な毒を持っていてそれがジワジワ効いてくる。 ネタバレになるから詳細は書かないけど、この小説を読んで人のつながりについて改めて考えた。 タイトルにある…
思っただけで美味しい食い物が目の前に瞬時に現れる。 食い物だけではない。 豪邸も、カッコいい服も、音楽も、何から何まであらゆるものが瞬時に現れる。 どーも、ここは天国とかいうところらしいのだが、思っただけで手に入るからここには欲するということ…
まさか読んでない本のブックレヴューに続き書くとは自分でも思ってもいなかったんで、よほどこの本が気になるんだろうとAmazonで注文した。 基本、本は手が触れる状態で確認して買うんだけど、紀伊国屋ツタヤも置いてなかった。つか、近所にこの2件しかない…
「人生は実力よりも勘違いさせる力にかかってる」 その勘違いさせる力を著者は「錯覚資産」と呼んでいるんだが、早い話SNSとかで「盛る」ってことだ。 で、これってもっと過激な言い方すると、いかに人を騙すかっていうテクニックになる。 前にも書いたが、…