turuya

西鶴アーカイブ

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【やらかす人の共通点】

f:id:hotkakogawa:20220714075046j:image人の好き嫌いの割合は固定されている。


人が10人いたら、その人を好きが2人、嫌いが2人、あと6人は関心がない。


その人が言ったことや行動で多少は変わるが、この割合が大きく変動して固定されることはない。もちろん、分母がでかくなると影響力も比例してでかくなる。


この辺の理屈がわかっているのが、YouTuberのシバターとか、ほりえもんとか、N国のタチバナくんとか、いわゆる炎上系の人たち。


わざと嫌われることや、嫌な行動とるけど、そのぶん拡散されて確実に分母が大きくなるから好きの人数も大きくなる。


タチバナくんなんかは、分母大きくなった時点で、ときどき真面目なこと言ったり、常識的なことをわざと言ってるから、最近ではキワモノ扱いから、「あいつ結構マシやん」と好感度にブーストかけてきよる。


阿部元総理のときも、真面目な顔でお悔やみしただけで、好感度が上がるというね。お得やん。

ホリエモンも、リアルでは結構腰が低いが、それだけでイイ奴になる。

いや、考えたら誰もがやってる普通のことやしー。めちゃ得やん。


だから、彼らはいつも炎上させてる。炎上するたびにYahoo!のニュースであがってくる。で、また分母が増える。アンチも増えるが、ファンも増える。


最近ブイブイ言わしてるひろゆきなんかは、この法則わかったうえで、「どーせ好き嫌いの割合はかわらんから、好きなこと言う」というスタンスっぽい。(ホリエモンもどちかというとこのスタンスだな)


オリラジの中田なんかは、「みんなのあっちゃん」でいたいから努力するタイプ。


ところが、この法則が通用しないケースが最近ちょくちょくある。

この法則の数字を超えて嫌われてる人だ。

で、そういう人は皆同じ行動様式を持つのがオモロいところ。


それは、オレオレ的だということ。

なにかにつけ、オレオレとしゃしゃり出てきて、自分の宣伝し始める。


よくテレビカメラの前に出てくるヤンキーみたいなのいるやん?あんな感じ。

サイトみててクリックする位置にでてくる広告みたいな感じ。

YouTubeのヘタクソなアニメで倍速で流れる広告みたいなウザイ感じ。


またお前か!もーえーねん!みたいな。


けど、法則的に好きの数はゼロにはならない。

(すげー事件おこして死刑確定しても獄中結婚したりする例もある)


たぶん、オレオレ的なことして、好き:嫌い:無関心の2:2:6が、2:7:1になってるのだ。

本人は好きの数しか見てないから気が付かないんだろう。


これを「潜在的に圧力が高まってる状態」と言う。

オレオレ的に目立とうとしているので無関心層が嫌いに変動しているのだ。


無関心層は、そもそも無関心層だから自ら声をあげるアンチ層のようなことをしないが、閾値を超えたら大爆発する。その時は、かなり致命傷を負う。


「あの人は今」で、ブイブイいわしていたが、どこいったん?な人は、オレオレ的な人が多い。

世間では、「天狗になってた」とか言うが、そうではない。もともとの性質なのだ。


そういや、ごぼうの党の人が、アメバの選挙特番で、喋りだしたら止まらなくて炎上してたが、この人選挙の時、天狗にお面被ってたな(笑)  。この人なんか、典型的なオレオレである。

 

※最近はSNS離れが加速してるらしいが、この手のオレオレ的なのが増えると皆離れていくみたいだ。ミクシイも、チャットもそうだった。

※たまに仕事でオレオレ案件あるけど、それやると商売の命が短くなるよと言ってる。前借りみたいなもんだ。一時イイ時期迎えて終えるならいいけど、末長くやっていきたいでしょ?と説得してる。