turuya

西鶴アーカイブ

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【テロの手法】

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まあ、いまどきこんなこと言うのはナニなんでワシが開発した「バカには見えないフォント」を使って書く。


女湯に男子ははいってはいけないのは社会のルール。


そこに正義があろうが、なんらかの理由があろうが、関係はない。

ルール違反はルール違反だ。当たり前だ。


このルールってどうなの?というのはどこかで場を設けて議論したらいい。その時は、男、女、だけでなく区別がよくわからない人たち、つまり湯を利用するすべての人たちの参加による議論が必要になる。


が、そんな議論の場がないときにとる手段がテロになる。


いきなり女湯に押し入る。で、ルール違反でつかまる。つかまるとそこに議論の場が形成される。つまり、強制的に立法、司法、行政に問題をつきつける行為がテロである。


が、ここでテロを起こした奴は、女湯に女しか入れないということを問題定義したいわけで、ルール違反を議論されては困るわけだ。


だからルール違反をしたテロリストは念のために声明をだすわけだ。


ワシがテロリストなら、あらかじめストーリーをSNSなどに仕込んでおくこともするかもしれない。


なるほど、こんな背景がこのルール違反の事件にはあったのか!と世の中の「資格のない裁判官たち」に向かって罠をしかけておくだろう。


結果、女湯問題の議論の場が形成されればよし。そうでないばあいは、誰かがまたテロを起こすだろう。


この事件が、女湯問題だと「資格のない裁判官たち」に認識させるにはあらかじめ仕込んでおいた罠の出来にかかっている。


それがへたくそだと、いつまでもルール違反がよくないで終わるだろうし、個人の変態がルールを破ったで事件は総括される。それでは無駄死になる。


ワシら「資格のない裁判官たち」は、こうやって事件の上で飛び跳ねている。それは映画やテレビドラマを見て感想を言ってるのに等しい。


Twitterなんかは、そんな世の中の感想の可視化である。これはメディアなんかではない。たんなる雑音の集音機で、そこには立法司法行政を起動させる力はないし、感想でそれらが動いても困る。