ネットでバイク用のマスクを物色してた。素材が冷感素材のやつがあったんだが、その商品のコメントに「このクソ暑いのにそこまでしてマスクするってバカ」みたいなカキコがあった。
最近こういう「自分の思いこみから抜け出せないよけいなお世話な人」が多い。
バイクのってみたらわかるが、フルフェイスのメットかぶっていてもアスファルトの粉塵やら排ガスやらで、ちょっと遠出して帰ってきたら鼻の穴真っ黒なのだ。だからこういうマスクは必要になる。
自分の範囲を越えることに遭遇したとき、「なんでなんだろう?」と考えずに「バカ?」として処理するのはたんなるバカなのだろう。
これらの人は疑問を持たないし、そこに仮説すらたてないし、だからバカになるんだろうが、それは別にかまわない。ワシとは関係のない話だ。
だが、それをわざわざ口にだしたり、カキコしたりするのがなぜなのかが解らない。
ホリエモンとかは、それが仕事なんでわからんこともないのだが、それを真似てるんだろうか?
たぶんね、これ人と会話したいの裏返しなのね。
そこで賛同を得たら「ああ、やっぱり俺の意見は正しいんだ、みんなと一緒だ」と安心できるし、反対意見があればそこで言い争うという「会話」に発展できる。
最近の漫画やゲームの定番ストーリーで敵と本気で戦って、やがて仲間になっていくみたいな、そんな物語を頭の中で描いているのかもしれない。
けど、残念ながら世の中そんなに優しくできてないのね。
路上ストリートみたいな番組も多いけど、あれも竹原やTOKIOがでてたガチンコをなぞってるだけのフィクションなんだけど、見てるガキんちょは本気にしちゃう。世の中あんなに優しくない。
だから、あーゆのファンタジーとして人気があるのね。
つまり、分母が大きいコミュニティの中では自分に「タグ」をつけんと見つけてもらえない。そうでないといつまでも大衆(モブ)のままだ。これね、昔からの出世の定番なのよ。
それは、たんなるゲームの戦略であって「生き方」とは異なるものだ。
そゆことをちゃんと教えてやらんとアカンと思う