turuya

西鶴アーカイブ

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【彼岸からの雑学】

 

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ワシぐらいの年齢のやつは、子供のころに根性論が流行ったんで、気合いで身体はコントロールでけると思ってる。

けど、これ逆で身体が気合いをコントロールしてるねんなー。

 

そもそも身体とたましいーを分けて考えるようになったんはなぜかというと、ずーと昔に人に意識が生じたことからはじまる。

 

意識とは、自分を客観的に観察するしくみなんだが、観察するということは、自分を他人として見ることなので、図のようなイメージが定着したのだ。


ただ、意識によって身体をコントロールすることは出来ないが、意識の勝手なモノローグを黙らせることはできる。一種の麻酔みたいなもんだ。


ある種の瞑想とか、滝行みたいな修行なんていうのは、意識を黙らせて、身体との解離をつなぎ直すんじゃないかと思ってる。


意識が肥大してたり、暴走してたりする人はなんとなく見てたらわかる。

顔がちょヘンな感じになってる。