あると見えるの違い〜脳は見てるにょん
(2018/4/1)
お仕事のついでにちょっこと寄ったとこで、個展みたいなのやってたんだが、カードサイズに色が付いてて、好きなものを選べという。
で、選んだ色のカードの裏にいろんな言葉が書いてあって、たとえば「距離」とか書いてあるわけ。
ただ、それだけなんだが、そこに書かれていることにピンとくる人はピンとくる。
これ一種のリーデングシュタイナーだ。
ときどきここでも書いてる「抜き出す」ってやつ。
タロット系のやつは多い。
天使カードや、Qカード。この手のカードのコレクターもいるらしい。
で、多くの場合絵を見てそこから意味を抜き出すんだが、易でもタロットでもこの手の「自分で選んでいく」系の占いは、そのしくみはほぼ同じだ。
中でも易がオモロイのは世界のすべてのエレメント(構成要素みたいなもん)を、「ある」と「ない」の組み合わせで考えているところ。
これコンピュータのデータと同じで、あるとないの膨大なピラミッド型の組み合わせで世界を解釈している。
で、この個展の色のカードみてピンときたのが、色の場合目に見えるものは全て3原色の組み合わせなわけで、易があるとないで解釈してるのに対して三原色で世界を分解するのもオモロイかもなーと。
テレビの信号と同じね。
で、3つの色の入出力を変えてみたらと考えると、そこに絵というものの本質があるんじゃないかと思えるわけ。
言葉が分解すると2つの情報に対して、色は3つなんで情報量が多い。
生き物の脳がイメージで情報処理してるのって、こーゆーことなんだなと腑に落ちたわけ。
また詳しくかくけどー。